波照間島の観光

「星空観測タワー」は波照間島の中でも最高の観測場所!

2017/09/23

波照間島星空観測タワー

波照間島は別名「星降る島」と言われるほど、満天の星空も観光ポイントの1つです。時期になれば、南十字星が見えることでも有名で、そんな波照間島には「星空観測タワー」があります。

“星空”と聞くと夜だけのイメージですが、実は昼も屋上から景色を眺めることができます。今回は、そんな「星空観測タワー」の情報や注意点、観測時のポイントを届けします。




1. 季節によって変わる開館時間に要注意!

1994年4月に開館した「星空観測タワー」は、隣に波照間島の観光スポット、日本最南端の碑や、絶景ビーチとして知られるニシ浜と比較され、反した表情を見せる高那崎があります。

集落からは離れており、周りには視界を邪魔する建物は何も存在しないので、星空観測には最高の場所です。開館時間は季節により変わるので、よく確認してください。

・昼間
10:00~12:00
(12時からは波照間島特有のお昼休み)
13:00~17:00

・夜間
《夏/4月~10月》20:00~22:00
《冬/11月~3月》19:00~21:00

・夜の解説時間/1回のみ
《夏》20:30~
《冬》20:10~

・定休日:月曜日

・年間の定休日以外の休館日
※年始(1日~3日は夜間のみ開館)
※1月第2、第3火曜日
※旧盆…旧暦7月14日(ムシャマー)
ムシャマーとは、先祖を供養する島の大切な行事日。この日は波照間島が1番賑やかになる日、とも言われており、宿泊施設やその他のショップも休みになります。
※台風等悪天候時など

・入館料
個人:大人(高校生以上)\400/小人(小中学生)\200
団体(10名以上/要予約): 大人(高校生以上)\300/小人(小中学生)\100

2. 自転車ではキケン!「星空観測タワー」までの道のり

ツアーセットに含まれている場合は気にしなくても良いですが、「星空観測タワー」まで行くには、有料送迎バスがおすすめです。

昼間は、レンタサイクルで移動しても、集落より20分ほどの距離ですが、夜の波照間島は街頭も少なく、信号機もないので、真っ暗な道のりとなるため、大変危険です。

宿泊施設によっては、宿の方が送迎して下さる場合もあります。

有料送迎バスを利用したい方はコチラ

・波照間観光バス
Tel:080-8371-7700(当日予約制)
往復利用料金:大人(高校生以上) \1,000
※ツアーバスではないので、入館料は別途かかります。
※人数が多い場合は乗れないことがあるので、オンシーズンの予約は注意です。

3. 夜だけじゃない!昼でも楽しめる施設

「星空観測タワー」は、夜だけでなく、昼でも楽しめる場所です。昼間の館外ではヤギがたくさん放牧されており、最南端の碑を訪れた際には良い休憩地点になります。

夜の楽しみは、やっぱり星空ガイド。天体に詳しい方や、星空の美しさをただただ感じたい方には不要かもしれませんが、せっかく見えるならば知識や理解を深めた方が感動も倍です。

「星空観測タワー」の各施設をご紹介します。

・休憩所
最南端の碑側にある東屋。昼に訪れたらここでランチもおすすめ。

・公衆トイレ

・駐車場
レンタカーで訪れる際でも安心。

・星空観測タワー 1F
冷水機や自販機があり、昼・夜ともに大事な水分補給場所。ちなみに、こちらにある自販機はもちろん、日本最南端の自販機になります。そして、観測タワーオリジナルグッズも売っており、お土産に最適。

・2F プラネタリウム
投影式ではなく、セルフパネルボタン操作タイプで、春夏秋冬それぞれの星座を確認でき、自動解説も付いています。

・2F 資料室

・3F 屋上
昼間には波照間島の海岸線が一望でき、夜間には星空ガイドが行われる場所。

・天体ドーム
月のクレーターも見えるほどの200mm天体望遠鏡で、季節により変わる天体を観測できます。

・注意点
※星空ガイド中、三脚を使用した撮影は禁止です。
※悪天候の場合は星空ガイドや天体ドームでの望遠鏡観測がないこともあるので、心配な方は事前確認しましょう。星空ガイドがない場合は、館内で星の解説があります。
※2017年現在、度重なる台風等の影響で修復している設備があります。プラネタリウムは、昼間の使用が制限されており、望遠鏡は大きく破損しているため、使用できません。設備状況は問い合わせましょう。

4. 最高の環境で星を見るために

ステキな星空を観測するのに必要な条件の1つは、外光(街灯や民家などの光)がないこと(=真っ暗な場所)が前提です。波照間島の星空がキレイと言われる所以になります。

波照間島内であれば、基本どこでも観測しやすい環境であることは間違いありませんが、集落から離れている「星空観測タワー」は最高の観測場所といえます。

2つめの条件は天気。天気が良くなければせっかくの星も見ることができません。天気は運によるところが大きいですが、星空観測を確実にしたいなら、旅程調整できるよう日数に余裕を持つと良いでしょう。

そして3つめは、外光以上に重要な月の状態です。極端に言うと、月は満月の時より新月(一晩中見えない)の時の方が観測に向いていますので、1番は新月のタイミングが最高の条件になります。

もう少し詳しく説明すると、月は新月から始まり、だんだん満月の状態(=月明かりが明るくなる)へと近づいていき、満月に達すると、少しずつ新月(=月明かりが暗くなる)へと変化します。ですので、星空観測目当てで波照間島を訪れる方は、まず月の状態を確認してから旅程を計画すると良いでしょう。

5. 必ずしも見えるわけではない?南十字星

波照間島では「日本で唯一南十字星が見える場所」とよく言われますが、実際には、八重山の鳩間島以外では理論的に観測可能です。ただやはり、波照間島は「最南端の島」なので、南十字星を観測するには最高の場所と言えます。オーストラリアでは1年中見える星ですが、日本では12月初旬~6月下旬が観測時期です。

且つ、観測時間が22:00~24:00という時間に見えるのは4~5月になります。ただ、南十字星を観測するにはいろいろな条件が重ならないといけないので、時期になれば必ず…というものではありません。たとえ、時期以外に訪れたとしても、季節それぞれの天体を楽しむことができるでしょう。

おわりに

波照間島でも最高の立地場所にあり、昼も夜も楽しめる「星空観測タワー」。

南十字星の見える季節に訪れることが1番のおすすめですが、季節ごとに違う表情となる星空は、好条件のもとであればいつ訪れても感動することは間違いありません。あなたも天然のプラネタリウムを体感してみませんか?


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