波照間島の観光

波照間島で“南十字星”を観たい!時期ってあるの?

2017/09/23

波照間島 南十字星 時期

皆さんが知っている星座はいくつくらいあるでしょうか?知っている方もいると思いますが、沖縄県波照間島でとても綺麗に観測が出来る“南十字星”というのはご存知ですか?

今回はこの“南十字星”について詳しくお話ししようと思います。




1. “南十字星”って?どこで観測できるの?

南天の星座の1つであり、88星座の中で最も小さいと言われている“南十字星”は、昔、古代ギリシャで観測することが出来ており、フランスの天文学者オギュスタン・ロワーエによって設定されたと言われています。(※現在では、歳差運動で地中海地域からは見ることが出来ない)通称“サザンクロス”と知られており、白鳥座の心部の別名“ノーザンクロス”に対応し付けられたものなのです。

88星座の中で一番小さな星座となるとやはり、見つけにくいですよね。

では何故、波照間島は観測しやすいと言われているのでしょうか。それは、南方にある星座のため北半球では見えない場所が多いのですが、時期によっては沖縄県でも観測出来るからなのです。そして波照間島は、国内最南端に位置し、霧なども少ないため肉眼でも観測可能。最も南十字星を美しく観測できるポイントとなっているのです。

2. 波照間島で“南十字星”が観測出来る時期は?

“南十字星”を観測できる場所は、限られています。オーストラリアでは1年中見える星座ではありますが、日本では、先程お話しした波照間島が最も観測できる場所です。では、いつの時期に波照間島へ行けば観測可能なのか。

時期は、12月前半~6月末頃です。時間帯については、下記に詳細を載せましたのでご覧ください。

星座が一番高く上がっている時間帯をおおよそですが、お伝えします。
※月が明るいと観測しにくい場合もありますのでご注意下さい。

1/1 6:30~     1/15 5:30~
2/1 4:30~     2/15 3:30~
3/1 2:40~     3/15 1:40~
4/1 0:30~     4/15 23:40~
5/1 22:30~     5/15 21:40~
6/1 20:30~     6/15 19:40~

上記の時刻の前後2時間ほどが観測可能です。このくらいの目安がわかれば行きやすいですね。他にも、波照間島の民宿で観測ツアーなどもありますので、そちらのプランで行っても間違いなしだと思いますよ。

3. 波照間島へ訪れるおすすめの時期は?

波照間島は、星座以外にも絶景ポイントが沢山ある素晴らしい場所です。先程では“南十字星”の時期をお伝えしましたが、「行くなら、波照間島全体を満喫したい!」と思う方もいらっしゃるかと思います。私もその一人です。

波照間島は、3月から4月にかけて少しずつ気温が上がり、花々も咲き誇り気温も心地よくなります。そして4月下旬頃から“南十字星”が綺麗に見え始めます。7月下旬頃からも夏の思い出として足を向けてみても良いかとは思いますが、台風の注意や観光客で混雑する時期でもありますよね。なのでお教えいたします…。

波照間島へ訪れるおすすめの時期は、4月下旬~5月上旬頃かと思います。気温も丁度よく、まだ人も少ない状態で台風の心配もあまりありません。なによりいち早く夜空いっぱいの星と“南十字星”を綺麗に観測することが出来るのです。波照間島へ行こうと今考えている方は、ゴールデンウィークで行くのが良いかと思いますよ。

波照間島で“南十字星”を観測するスポットとして、高那崎にある観測タワー、日本最南端の碑が挙げられます。観測タワーは、海岸線にあるため昼間は美しい海を眺めることができ、夜はもちろん“南十字星”や時期問わず他の星座も観測することが出来ます。

日本最南端の碑は、波照間島最南の岬です。こちらも昼間は透き通った美しい海を眺めることができ、夜は壮大な夜空を見上げ沢山の星を観測出来ます。波照間島で“南十字星”を観測するのであれば、必ず訪れて見てくださいね。

4. “南十字星”を見つけて満喫できる時期は4、5月でした!

“南十字星”が観測出来る時期は12月~6月でしたが、先程お話ししたように気温も丁度良く“南十字星”を観測出来る時間帯も10時頃~12時頃とちょうどいいのが、4、5月なのです。後は天気の運と“南十字星”の見分け方を分かっていれば大丈夫です!

では、どのようにして探せばいいのでしょうか。波照間島のガイドさんにお話しを聞くのもいいですが、自分の知識で見つけてみたいとも思いますよね。“南十字星”は3方向ケンタウルス座で囲まれており、残りの部分は、はえ座に接しています。…といってもなんだか分かりずらいですよね。

なのでまずは、方位磁石で南の位置を探し、“南十字星”の近くの星座を探してみましょう。近くの星座は、今言った、ケンタウルス座、はえ座の他に、おとめ座のスピカがあります。その近くに、“南十字星”は輝いています。

88星座の中で最も小さな星座ではありますが、この星座になる4つの星はとても明るい星たちです。“南十字星”の中で一番明るい星をアクルックス0.7等星といいます。この星が一番南に位置しています。

次に明るい星がべクルックス1.3等星で、“南十字星”の左側に位置します。右側に位置する星は、δ星(デルタ)です。デルタはほかの星に比べて少し暗いので注意して観てください。そして一番北に位置する星をガクルックス1.6等星といいます。この星は、水平線近くで確認が出来ますよ。これさえ分かっていればきっと大丈夫です。

おわりに

いかがでしたか?あまり知らなかった方も“南十字星”という星座と波照間島に興味を持っていただけたのであれば幸いです。都内ではなかなか見る事のない星空。

「リフレッシュするためにどこか行こうかな?」と思っているのであれば、是非、おすすめの時期、4~5月あたりに波照間島へ訪れてみてください。

暖かい県民の方々や幻の泡波、美味しい沖縄料理、そして壮大な星空と“南十字星”…。私たちを優しく包んでくれる大自然が待っていますよ。


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